2024年3月1日(金)~31日(日)の間は、外来診療は休診となります。
4月1日(月)以降の診療につきましては、現在の場所で新たな医療機関として、内科外来・眼科外来・泌尿器科外来・人工透析・健診センターの診療を行う予定です。(入院診療は行いません。)
放射線科(レントゲン室)について
当放射線科としては以下の事を心がけています。
- 患者さんにとって最大の効果が得られるように安全・正確・最善の検査を行なう。
- 患者さんが安心して検査が受けられるよう務めております。
- 患者様のプライバシーを厳守いたします。
業務内容としましては、一般撮影、CT、MRI、マンモグラフィー、骨密度、X線透視、血管撮影装置を中心とした業務をおこなっております。
マンモグラフィに関しては施設認定に力を入れており、女性の検診マンモグラフィ撮影認定技師が対応しております。
地域医療連携室を通して地域の医療機関との検査装置の共同利用、情報の共有も図っています。
今後もより一層地域医療に貢献できますよう励んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
※マンモグラフィ検診精度管理中央委員会が主催する「マンモグラフィ検診施設画像認定」を取得しております。
医療設備ついて
一般撮影装置 | X線透視装置 | 骨密度測定装置 |
CT(64列) | MRI(1.5) | 心臓カテーテル装置 |
回診用X線撮影装置 | 外科用イメージ | 乳房撮影装置 |
以上を有して、患者様により快適で正確かつ迅速な診療が行われるよう努力しております。
EVTまでの流れ
最初にABI測定
ABIとは
「ABI」検査とは、「Ankle Brechial Pressure Index」検査の略で、日本語では「足関節上腕血圧比」検査といいます。具体的には、足首と上腕の血圧を測定し、その比率(足首収縮期血圧÷上腕収縮期血圧)を明らかにすることで、特に大動脈や手足の動脈などの比較的太い動脈の狭窄や閉塞の有無を推定できます。動脈硬化が進んでいない場合、仰向けになった状態で四肢の血圧を測定すると、上腕より足首の方がやや高い値になります。ところが、動脈に狭窄部や閉塞部があると逆に上腕より血圧が低下します。このような狭窄や閉塞は下肢の大動脈に発生しやすいので、下肢の血圧と上肢の血圧との比をとれば、狭窄や閉塞の程度を表すことができるのです。
測定値 | 状態 |
---|---|
1.30≦ABI | 足首の血圧が高めです。 |
1.00≦ABI≦1.29 | 正常範囲です。 |
0.91≦ABI≦0.99 | 動脈閉塞の疑いがある。1度循環器内科を受診して、医師に相談ください。 |
0.41≦ABI≦0.90 | 軽~中程度の閉塞。または狭窄の可能性があります。必ず循環器内科を受診してください。 |
ABI≦0.40 | 重度の閉塞。または狭窄の可能性があります。早急に循環器内科を受診してください。 |
ABIの結果が悪ければMRI検査(下肢動脈撮影)
またはCTアンギオ
EVTへ
心臓カテーテルまでの流れ
カルシウムスコア
石灰化なし:ここで終了(ほぼ心筋梗塞の心配なし)
石灰化あり:外来受診を勧めてコロナリーCTへ
コロナリーCT
石灰化と共に狭窄部位があるように見える。
さらに精査のためCAGへ
CAG(診断カテーテル)
狭窄部位ありPCIへ
PCI(治療カテーテル)
ステント留置にて治療終了