マンモグラフィ検査を受けることで放射線に被曝し、そのことが発がんリスクとなる可能性は全くないとは言えません。
しかしこの発がんリスクの大きさは、30歳から毎年1回マンモグラフィ検査を40年間受けても無視できるくらいの小さなリスクです。マンモグラフィ検査によって乳がんを早期に発見できる可能性を考慮すると、リスクよりも利益のほうが大きいとされています。
マンモグラフィ検査では卵巣への被曝はとても小さく、将来的に妊娠・出産する場合への影響はほとんどありません。
また、検診後に精密検査を受けるなど、通常の診断のために必要とされる場合は、たとえ1カ月間に5、6回程度のマンモグラフィ検査を受けても問題はないと考えられているので、安心して検査を受けてください。