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【診療情報】ストレスでお腹を壊す?過敏性腸症候群の症状と治し方(消化器内科)

ストレスでお腹を壊す?過敏性腸症候群の症状と治し方(長津田厚生総合病院・消化器内科)
  1. 過敏性腸症候群とは
  2. 症状
  3. 種類
  4. 原因
  5. 検査・診断
  6. 治療

過敏性腸症候群かびんせいちょうしょうこうぐんとは?

日常的に下痢や便秘を繰り返している方は、もしかすると「過敏性腸症候群(IBS)」という病気かもしれません。

過敏性腸症候群は、いま急増している病気の一つで、10人に1人が罹っていると言われています。ストレスに関連しており、働き盛りの20歳代から40歳代の方に特に多く見られます。男女比は2:3でやや女性に多い病気です。

過敏性腸症候群(IBS)とは(長津田厚生総合病院・消化器内科)

決して命に関わる病気ではありませんが、慢性的に症状が持続し、生活に支障を来す事もあるため、しっかりと治療をしていく必要があります。

症状

下痢や便秘を中心に、腹痛、腹部膨満感などの不快な症状が数か月以上にわたって持続します。

下痢がメインの事もあれば、便秘がメインの事もあります。また下痢と便秘を繰り返す事もあります。

これらの症状はストレスにより悪化し、排便により改善します。

過敏性腸症候群の症状(長津田厚生総合病院・消化器内科)

症状が重度だと、度々トイレに駆け込まなくてはいけなくなり、仕事に支障を来したり、通勤電車に乗れなかったりする事があります。

種類

4つの種類があります。

過敏性腸症候群の種類(長津田厚生総合病院・消化器内科)
便秘型 →ストレスがかかった時に便秘になる
下痢型 →下痢になる
混合型 →下痢と便秘を繰り返す
分類不能型 →上記いずれにも分類されない

原因

最大の原因はストレスです。

ストレスは精神的なものだけでなく、身体的なものも原因になります。

過敏性腸症候群の原因(長津田厚生総合病院・消化器内科)

これらのストレスにより自律神経のバランスが乱れ、それに伴い腸が知覚過敏になり、腹痛や下痢、便秘などの症状を引き起こします。

また、胃腸カゼ(感染性腸炎)にかかった後に発症する事もあります。

検査・診断

検査では特徴的な所見はありません。

他の病気が無い事を確認するために血液検査、便検査、CT、大腸内視鏡検査等を行います。

過敏性腸症候群の検査・診断(長津田厚生総合病院・消化器内科)

診断は国際的な診断基準である「ローマⅣ基準」が用いられます。

ローマⅣ基準

腹痛が最近3ヶ月の間、1週間につき少なくとも1日以上を占め、下記の2項目以上の特徴を示す場合に過敏性腸症候群と診断します。

  • 1 排便に関連する
  • 2 排便頻度の変化に関連する
  • 3 便形状の変化に関連する
※期間は6ヶ月以上前から症状があり、最近3ヶ月間は上記基準をみたすこと

治療

過敏性腸症候群の治療(長津田厚生総合病院・消化器内科)

大切なのは生活習慣の改善と、食生活の見直しです。

規則正しい生活をして、ストレスを溜めないよう、睡眠や休養を十分にとるようにしましょう。

食事(食べ物)で良くないとされている物は、コーヒー、濃い緑茶などのカフェイン類、香辛料を多く含む刺激の強い物や、脂質の多い食事、ミルク、乳製品などで、悪影響を与える事があります。

また、FODMAPと言われる小腸で吸収されにくい成分を含んだ食品も良くないとされています。具体的には小麦、玉ねぎ、リンゴ、レンズ豆、トウモロコシ、はちみつなどがあります。

食べ方としては、暴飲暴食や夜間の大食は避けて下さい。アルコールは飲んでも少量にしましょう。

お薬での治療は、腸の運動を調整する消化管機能調節薬や鎮痙薬、プロバイオティクス(ビフィズス菌や乳酸菌)などを使用します。

またストレスを和らげるために抗うつ薬や軽い精神安定剤などを使用する事もあります。

過敏性腸症候群に関するご相談

繰り返す便秘や下痢でお悩みで、何科を受診すればよいのか分からない方は、当院の消化器内科(消化器病センター)へお気軽にご相談ください。

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※遠方の方はお近くの消化器内科へご相談ください。

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