6 月 1 日、長津田杉山原自治会様からお招きをいただき、長津田駅前の長津田スカイハイツ第 2 集会所にて、長津田厚生総合病院の医師が講演をさせていただきました。
講演は、「最新のがん治療について」と題する健康講座で、講演者は、長津田厚生総合病院 消化器病センター 外科副部長の三邉医師です。
三邉医師は、消化器がん外科治療の最前線に立つエキスパートであり、内視鏡手術・腹腔鏡手術・ロボット手術・分子標的治療薬による抗癌剤治療・重粒子線治療等々、がん治療の最前線を紹介しました。
講演会にお越しいただいた出席者の方々は、ムービーによる臨場感溢れる「より患者様に負担の少ない」かつ「より治療効果の高い」最新技術の数々を目の当たりにされ、興味津々の眼差しを向けられていました。「医療技術が進むと、私たち外科医のやることがなくなってしまいますね。商売あがったりですよ。」と、三邉医師が時折ユーモアをまじえると、会場に笑いが溢れました。
三邉医師は、治療ガイドラインの整備が進み、医療機関・医師による医療格差の是正が医療現場で進められている状況にも言及され、現場の医師はガイドラインに頼るだけでなく、個々の患者様に見合った医療計画を立てるべきとも強調し、治療がクックブック化されることへの警鐘も鳴らされました。
■講演会の様子
●三邉 大介 (消化器病センター 外科副部長)
【出身大学】
高知大学 (平成 2 年卒業)
【資格】
日本外科学会 認定登録医
日本消化器外科学会 認定医
日本消化器病学会 専門医
消化器がん外科治療認定医
【職歴】
済生会横浜市南部病院 外科
稲田登戸病院 外科
横浜市立大学附属病院 消化器・肝移植外科
横浜市立市民病院 外科
虎の門病院 消化器外科
NTT 東日本関東病院 外科