診療科トピックス・循環器内科

脚が痛くて歩けないという経験はありませんか?

もしかするとそれは閉塞性動脈硬化症(ASO)という病気の初期症状かもしれません。

脚部に発症する閉塞性動脈硬化症は、全身的な血管疾患の一端である場合も多く、5年生存率は約70%とも言われます。早期発見が遅れれば胃がんや大腸がんと同じくらい怖い病気です。

こんな症状に心当たりはありませんか?

年をとったせいか、若い頃には縁のなかった冷え性になった気がする。
ふと脚を見たら気になる変色を見つけた。
脚の付け根、もも、ふくらはぎなどが痛くなって、休まないと歩けない。
歩いていると足にしびれのような違和感を感じる。
脚が痛くて、夜中に目が覚めた。

平成25年4月、心臓血管センターがオープン

平成25年4月、心臓血管センターがオープンしました。

専門医による脚部動脈のカテーテル治療も始まり、閉塞性動脈硬化症(ASO)の本格的な検査・治療環境がますます充実します。

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こんな方は要注意!

中高年の男性
タバコを吸われる方
血圧の高い方
コレステロール値が高い方
太っている方
糖尿病が持病の方

閉塞性動脈硬化症(ASO)とは?

閉塞性動脈硬化症(ASO:arteriosclerosisobliterans)とは、幹として機能している太い動脈が詰まることによって、様々な症状を引き起こす病気です。

閉塞性動脈硬化症は、主に脚部(特に脚の付け根・ふともも・膝)に発症することが多く、その場合は、「下肢閉塞性動脈硬化症」と呼ばれます。

閉塞性動脈硬化症は、男性、とりわけ50歳以降の中高年の発症する場合が多く、生活習慣によって引き起こされる慢性疾患の一つです。症状が軽い初期の頃は、脚部に変色がみらたり冷感があったりするなど、あれっ?と思うような程度ですが、放置したままにすると、少し歩いただけで痛くて歩き続けられなくなったり、より症状が重くなると、歩かないで安静にしていても脚部の痛みを感じるようになります。より重症化すると脚部に壊死が発生する場合もあります。

糖尿病などの持病を持っていて末梢神経にトラブルを抱え込んでいる場合、症状が進行しても、それほど痛みを感じることがない場合もあり、注意が必要です。また、血管が詰まることで下半身に供給される血液の量が必然的に少なくなる為、「勃起不全」(ED:ErectileDysfunction)が引き起こされる場合もあります。

特に注意を要するのは、血栓等によって、突然、脚部の血管が完全に詰まってしまう場合であり、激しい激痛を生じる急性症状を呈し、急速に壊死に至ることもあります。

閉塞性動脈硬化症は、脚部の変色や冷感など、特徴的な症状が顕著な為、比較的診断が容易な病気です。脚部の血行不良によって脚部の血圧が異常に低下する為、例えば、腕と足首の血圧を測定して比較することで、閉塞性動脈硬化症であるとの特定が可能です。この血圧差の比率は、医学的には、「ABI」(anklebrachialindex)と呼ばれます。この比率を利用した検査をABI検査と呼びます。
閉塞性動脈硬化症の治療には、まず患部(動脈の詰まった箇所)を正確に特定する必要があり、一般的に「MRI」(MagneticResonanceImaging)による脚部血管の画像診断が有効で、心臓カテーテル検査装置によるX線撮影によってさらに正確な診断が可能です。

長津田厚生総合病院では、MRIによる画像診断の実績も多く、2013年4月には、最新式の心臓カテーテル装置を導入する予定で、X線撮影による患部の確認のみならず、例えばバルーン療法(PTCA:PercutaneousTransluminalCoronaryAngioplasty)、ステント留置等、心臓カテーテル装置を利用した治療までも一貫して行うことができるようになります。

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